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各症状と施術例

Symptom and Treatment

■腰の痛み(腰痛):急性腰痛症

投稿日:2023-01-20

こんにちは!石川県小松市と福井県福井市で「痛み・痺れ」をしっかり回復させる「おれんじ接骨院・整体院」です。
今回は腰痛座り方のお話です。

腰痛は様々な原因・要因で発生する

腰痛・慢性腰痛一言で腰痛と言っても、痛み(痺れ)の発症の仕方や、頻度・時間帯など様々です。

  • 動かすと(運動する)と出る腰痛
  • 荷物を持ち上げる/中腰(前屈み)になると出る腰痛
  • 長時間立っていると出る腰痛
  • 長時間座っていると出る腰痛(骨盤が後傾している事が多い)
  • 荷物を持ち上げようとすると出る腰痛

などなど、色々な場面で症状は発症します。

レントゲンでは異常がない?!

レントゲン・腰痛病院で診察を受けてレントゲンを撮りました。結果は「異常なし」。でも痛い。 これは当院に来られる患者様でもあるあるなお話です。では本当に腰に異常がないのか?いいえ違います。その腰痛【腰の骨には】異常がない状態です。(そもそもレントゲンとは骨の検査をする機械です。骨折がないか、骨に変形がないか、骨が薄くなってないかなどを判断するために使います。)

腰痛の原因は?(その1)

では、どこに異常があるのでしょうか?皆さんの多くは「筋肉」「靭帯」「椎間板」と考えるのではないでしょうか。もちろん、それが原因のこともあります。分かりやすく例えると「怪我をした」場合です。運動や日常生活の中で、

  • 腰の筋肉を傷めた(捻った・ぶつけた)
  • 腰の関節(靭帯)を痛めた(捻った・ぶつけた)
  • 椎間板を痛めた(負担がかかった)

などです。この腰痛にはきっかけがあり、そのきっかけに付随して、痛みや不調が発生しています。この場合、原因=受傷箇所ですから、受傷箇所を治療すれば良いでしょう。

腰痛の原因は?(その2)

そうは言っても、きっかけがある腰痛ばかりではないですよね。逆にきっかけがない腰痛(慢性的な腰痛)の方が多いのではないでしょうか。この場合、考えられることは、

  1. 骨盤・背骨の歪み(重心やバランスが悪い)
  2. 赤筋繊維の出力不足(骨を支える力が弱い)
  3. 日常的な不良姿勢による負担・負荷の増加
  4. 運動不足(有酸素運動)による筋肉・関節の機能低下
  5. 負荷が大きすぎる業務や運動による負担増
  6. 脳の誤認識

です。この中に自分のセルフケアや、日常生活で意識することで腰痛を軽減させる対策はないのでしょうか?もちろんあります!ただ「1.2.3.6.」は、骨格・背骨・赤筋繊維・脳の働きの部分で、身体の根本的な部分のお話になるので、当院のように矯正施術や、脳のご認識・誤作動を施術できる治療院に相談しましょう。

腰痛対策、日常生活編!

具体的には「4.5.」に対する対策は色々考えられます。
ただ、日常生活に取り入れる施策ですので、基本的には「継続」がとても大切です。

【日常的な運動不足に対して】

  • 日常生活の中でウォーキング動作を取り入れ、歩幅を靴1足分ほど意識的に広げて歩きましょう。
  • 普段からストレッチの習慣をつけましょう。
  • 大きく吸い→大きく吐くといった腹式呼吸を意識しましょう。
  • 運動には体温と血流を上げる目的があります。運動が出来ない場合、お風呂で温まる習慣を付けましょう。


【日常的な負荷や負担に対して】

  • 負荷がかかる動作(重い荷物を持つ、中腰になる等)には、コルセットを着用しましょう。
  • 普段の座り方はとても大切です。正しい椅子(座椅子)の座り方を実践しましょう。

いかがでしたか?日頃から気を付けることで、予防できる腰痛、発症しにくくなる腰痛もありますので、何かを始めるきっかけになると嬉しいです。 また、もし、慢性的な腰痛がある方、頻繁に腰痛が出る方で「腰痛を根本的に回復したい」「早く腰痛を回復したい」等のお悩みがありましたら、いつでもご相談下さいね。

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投稿日:2023-01-11

こんにちは!石川県小松市と福井県福井市で「痛み・痺れ」をしっかり回復させる「おれんじ接骨院・整体院」です。 今回はぎっくり腰のお話です。

ぎっくり腰って何?

腰痛・ぎっくり腰腰の痛み(腰痛)で良く耳にする「ぎっくり腰」ですが、医療的には「急性腰痛症」と言い、腰痛が発症したきっかけが明確で、かつ急に発症した腰痛という意味です。なので、ぎっくり腰というのは病名や診断名ではありません。
では、皆さんどんな時に「ぎっくり腰」になったと感じるかと言うと「椎間関節捻挫」「椎間板ヘルニア(椎間板障害)」「筋膜性腰痛症」「急な腸腰筋の過緊張」等があり、場合によっては「腰椎分離症」「腰椎すべり症」等でも、ぎっくり腰と感じることもあります。

ぎっくり腰の発生機序

一般的な発生機序としては、

  • 重い荷物を持ち上げようとした時
  • しゃがんだ状態や椅子から立ち上がる時
  • 手の届きにくい物を手を伸ばして取ろうとした時
  • 片足立ちで靴下を履こうとした時
  • 運動や部活動で接触プレーや転倒があった時

などですが、他にもほんの些細な動作でも発症してしまうことがあるのが、ぎっくり腰の怖いところです。

ぎっくり腰の分類

では、ぎっくり腰かな?と思った時にどのように処置をしたら良いか、大まかに分類します。(下表参照)

痛みが鋭い

動作がが困難

痛みが鈍い

動作に大きな支障がない

きっかけが明確

腰痛と同時に動作が困難になった

きっかけが不明確

きっかけと腰痛の発症に時間差がある

ぎっくり腰の応急処置

まず、先ほどもお伝えしたように、ぎっくり腰(急性腰痛症)は、何かのきっかけが明確で、急に出てきた腰痛です。「急な痛み=炎症=熱」と捉えることが出来るので、炎症を抑える(又は炎症が強くならない)ことを1番考えて行動して下さい。

【ABCのタイプ】(冷却・安静タイプ)

  • まずは安静にして下さい。
  • 就寝時は左右で痛い方を上で横向きになり、身体をくの字(軽く丸まった姿勢)にしてお休み下さい。
  • 冷湿布があれば貼ってください。(温湿布はNGです。)
  • 熱いお風呂に長く入らない。
  • どうしても動かさなくてはならない時はコルセットで負荷を軽減させて下さい。
  • 早めに医療機関(病院・接骨院・整骨院)を受診して下さい。

※B・Cタイプの場合、腰痛の出る動作や状況、痛みの出る筋肉や関節によっては、温めたり、温湿布を貼った方が回復が早くなるケースもありますが、ご自身で判断する場合はAタイプに準じて対応して下さい。

【Dのタイプ】(温熱・運動タイプ)

  • 動くことで腰痛や周辺の筋肉の痛みが増強するようなら安静にして下さい。動くことで腰痛が楽になる場合は動かしても構いません。
  • 筋肉や関節に動きをつけることで腰痛が楽になるなら、軽い体操やストレッチをおこなって下さい。
  • 熱すぎないお風呂にゆっくり浸かり、筋肉の負担や疲労を回復しながら身体の血流を上げて下さい。
  • 就寝時は腰痛が「楽」「寝やすい」と感じる姿勢でお休み下さい。(うつ伏せはNGです。)
  • 1、2日で腰痛が緩和しない場合や変化がない場合、逆に腰痛が増強する場合は、医療機関(病院・接骨院・整骨院)を受診して下さい。

ぎっくり腰にならない為の予防法

体操・ストレッチ最後に、ぎっくり腰(腰痛)にならないために、普段から気を付けた方が良いことをお伝えします。

  • 日常的に運動を心がけ、筋肉が動きやすい状態を作りましょう。
  • 体操やストレッチを習慣づけましょう。
  • 重い荷物を持ち上げる時は、中腰(前かがみ)を避け、膝を曲げて重心を低くして持ち上げましょう。
  • 負荷がかかる動作をする時はコルセットを使用しましょう。
  • 日頃から骨盤矯正やインナーマッスル(赤筋)施術など、身体のメンテナンスを行いましょう。

いかがでしたか?ぎっくり腰(腰痛)を100%防ぐのは難しいのですが、日頃から気を付けることで、発症しにくくすることは十分可能ですので、何か一つでも取り入れてみて下さいね。
また、もし、ぎっくり腰になってしまって「早く回復したい」「なかなか腰痛が良くならない」等のお悩みがありましたら、いつでもご相談下さいね。

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